山陰中央新報社 文化事業局ブログ

松江ホーランエンヤ  五大地の特徴紹介 ガイドブック人気

  • 日付:2019年05月22日 16:36
  • カテゴリー:出版
 陽光を乱反射する宝珠が天を突く櫂伝馬船(かいでんません)が、5月の薫風に乗って松江市の大橋川を進む。照覧あれと天に祈る剣櫂(けんがい)や、全身を弓のようにしならせて踊る采振(ざいふ)り、船首でにらみをきかせる水先案内人、観覧者に愛らしく手を振る招待(まねき)…。水都を舞台とするホーランエンヤが18日、渡御祭で幕を開けた。


 大橋川周辺の桟敷席や宿泊施設の近くの特設コーナーでは、ホーランエンヤのガイドブックが販売され、詰め掛けた観光客らが買い求めた。

 山陰中央新報社が発刊したガイドブックはB5判、オールカラー28ページの500円。松江市出身の俳優・佐野史郎さんのインタビューや、五大地の特徴などを紹介している。

 松江大橋や新大橋近くに設けた特設コーナーでは数百部が完売。買い求めた名古屋市の会社員立川正幸さん(61)は「歴史をもっと詳しく知りたい」とガイドブックを手に船行列を楽しんだ。

 7千部発行。松江市内の書店や新聞販売店、松江歴史館などで販売している。


ホーランエンヤガイドブック
ガイドブックを購入する観覧者(右)=松江市向島町

日本三大船神事ホーランエンヤ 令和元年ガイド

  • 日付:2019年04月25日 13:58
  • カテゴリー:出版
ホーランエンヤ観覧に必携 5月13日発売

 松江市で5月18日から10年ぶりに開かれる日本三大船神事の一つ、「ホーランエンヤ」を紹介するガイド本です。松江市出身の俳優・佐野史郎氏の神事に寄せる思いや櫂伝馬船(かいでんません)を繰り出す「五大地」の取り組みなどを紹介。祭典アラカルトも盛り込んでおり、観覧に必携の一冊です。

 ▽編集・発行 山陰中央新報社

 ▽発売日 5月13日

 ▽体裁 B5判・本文28ページ、カラー

 ▽定価 税込み500円(本体価格463円、送料別)

 ▽販売 松江歴史館、ホーランエンヤ伝承館、書店、観光関連施設、山陰中央新報販売所など

 ▽問い合わせ 山陰中央新報社出版部、電話0852(32)3420=平日午前10時~午後5時

企画展「・(てん)と―(せん) 、いろ、かたち 島根の美術室」

  • 日付:2019年04月17日 15:31
  • カテゴリー:事業
4月20日から石見美術館

 ◇会期 4月20日(土)~6月24日(月)

 ◇会場 島根県立石見美術館(グラントワ=益田市有明町)

 ◇内容 島根県内の優れた美術作品85点を一堂に集め、点と線、かたち、いろなど作品の構成要素ごとにカテゴリー分けして展示する。各要素を学校の授業を模した「時間割(章立て)」と称し、各章を作品と解説などで紹介。作品制作の材料や道具の展示もあり、いつもと異なる視点による作品鑑賞の面白さを伝える。

 ◇入館料 前売り券900円(一般のみ、企画・コレクション展セット)▽当日券 一般1千円(企画展のみ)、1150円(企画・コレクション展セット)、大学生600円(企画展のみ)700円(企画・コレクション展セット)、小中高生300円(企画・コレクション展セット)

 ◇前売り券取り扱い 主要プレイガイド、ローソン各店(Lコード62688)、山陰中央新報西部本社、益田総局など

 ◇問い合わせ グラントワ、電話0856(31)1860

北斎展来場者4万人を達成

  • 日付:2019年03月21日 15:40
  • カテゴリー:事業
3月25日 閉幕迫る

 島根県立美術館(松江市袖師町)で開催中の開館20周年記念展「北斎-永田コレクションの全貌公開<序章>」(山陰中央新報社など主催)の来場者数が4万人に達し20日、記念のセレモニーがあった。依然として、この10年の企画展では最速ペースとなっている。25日まで。

 江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の各期の代表作を公開する企画展。前期展示は2月8日、後期展示は3月6日に開幕した。県外在住者や外国人が多いという。

 節目の来場者となったのは、松江市学園南1丁目の雑貨店販売員、古閑原雄二さん(35)。長谷川三郎館長(76)から図録と記念品を受け取った古閑原さんは「北斎のファンなのでとてもうれしい」と喜び、長谷川館長は「北斎の作品は時代を超えて多くの人に愛されていることを実感している」と話した。

 同展は、島根県津和野町出身で北斎研究の第一人者で知られる故永田生慈(せいじ)さんが収集し、県に寄贈した約2千点超の作品から、前期・後期で計304点を展示する。

 入館料は一般千円、大学生600円、小中高生300円。

北斎展
長谷川三郎館長から記念品を受け取る古閑原雄二さん(左)=松江市袖師町、島根県立美術館

北斎-永田コレクションの全貌公開<序章> 後期展示開幕

  • 日付:2019年03月07日 15:00
  • カテゴリー:事業
北斎の名画 新たに107点


 江戸時代を代表する浮世絵師葛飾北斎の画業をたどる島根県立美術館(松江市袖師町)の企画展「北斎-永田コレクションの全貌公開<序章>」(山陰中央新報社など主催)で6日、作品を大幅に入れ替えた後期展示が開幕した。初期の肉筆美人画「婦女風俗図」など107点を新たに公開。通期展示を含めた計195点が、国内外で人気の高い北斎の魅力を伝えている。

 北斎研究の第一人者で、島根県津和野町出身の故永田生慈(せいじ)さんが県に寄贈したコレクションの中から展示。画業初期から最晩年までを網羅する構成になっている。

 「婦女風俗図」は花魁(おいらん)や町家の女房など年齢も職業もさまざまな8人の女性を描き分けている。前期に展示された「鍾馗(しょうき)図」とともに、初期の肉筆画として希少とされる。

 花鳥虫魚を描いた「肉筆画帖(がじょう)」など「画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)」と名乗った晩年の力作も多数展示。88歳で三国志の英雄を描いた「赤壁の曹操図」は鮮やかな色彩と繊細な筆致で、来場者を驚かせている。北斎の代名詞「冨嶽三十六景」シリーズでは「山(さん)下白雨(かはくう)」や「神奈川沖(かながわおき)浪裏(なみうら)」などが並ぶ。

 企画展は2月8日~3月4日の前期展示で、約2万5千人が来場。後期展示は25日まで。火曜休館。


つばきの世界
初期の肉筆画「婦女風俗図」を鑑賞する来場者=松江市袖師町、島根県立美術館